VOYZ BOY

VOYZ BOYは、株式会社イグニスの子会社であるVOYZ ENTERTAINMENTに所属していた、総勢24名からなる男性ダンス＆ボーカルグループです。2018年に結成され、2020年4月29日にプライベートレーベルVOYZ ENTERTAINMENTからCDデビューを果たしました。

デビューアルバム「ARRIVAL OF VOYZ BOY」は、オリコンランキングでデイリー3位、週間5位を獲得し、その注目度の高さを証明しました。グループの目標は東京ドームでの公演であり、ファン獲得のため、デビュー当初から東京近郊でチラシ配りを行うなど、精力的な活動を展開していました。

2020年3月には、楽曲「僕等の世界」のミュージックビデオが公開され、その振り付けはダンサーのTAKAHIROが担当しました。また、2022年6月に公開された「H2O」は、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミが作詞を手掛け、サビの振り付けは人気TikTokerのローカルカンピオーネが担当するなど、話題性のあるコラボレーションも実現しました。

グループは、2018年9月9日にBoiz entertainmentとして結成されました。同年10月10日には新宿アルタで初の公演を開催。その後、渋谷や池袋など都内を中心にライブ活動を展開し、2019年5月15日には渋谷ヒカリエでの無料イベント「僕たちの祭」を機に、VOYZ BOYとして再始動しました。

2019年には、マイナビBLITZ赤坂やZepp DiverCity TOKYOで公演を開催し、12月には舞浜アンフィシアターで「VOYZ Winter Party！」を開催するなど、着実にファンを増やしていきました。

2020年には、初のCDアルバム発売に加え、LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）での無観客ライブ配信や、TOKYO MXでの地上波レギュラー番組開始など、活動の幅を広げました。

2021年には、シングル「GALAXY/Re-write」をリリースし、舞浜アンフィシアターでのライブ「VOYZ BOY LIVE 2021-Spark-」を開催。また、同年12月にはYouTube FanFest Japan 2021に出演し、話題を集めました。年末には「THE PINK by VOYZ BOY」と「THE YELLOW by VOYZ BOY」の2チーム体制で活動することを発表し、新たなメンバーも加入しました。

2022年には、Zepp HANEDAでのライブ「VOYZ BOY LIVE 2022 『stories』」を開催。初の地方ツアーや、関西コレクションへの出演、カワスイ（川崎水族館）公式アンバサダー就任など、多岐にわたる活動を展開しました。しかし、グループは2023年1月に2グループ制の廃止と新体制での活動を発表し、2023年3月31日をもって解散しました。解散ライブは神奈川県民ホールにて開催され、多くのファンに見送られました。

元メンバーには、村田琳がおり、彼は政治家の蓮舫の長男としても知られています。

VOYZ BOYは、その活動期間を通して、多くのファンを魅了し、様々なエンターテイメントを提供し続けたグループでした。

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